5年越しの想いがかなった日


グランマーマです。いつもはスタッフが書いているこのブログですが、先日とてもうれしい事があり、今日は直接ご報告したく、パソコン前に座っております。

というのも、bib-babの実店舗を5年前に神戸市御影にオープンさせて以来、ひそかに期待していたことがやっと訪れたのです。

その日、4~5歳の女の子を連れたお母さんが店のドアを開けて、トイレを貸して欲しいと言われました。女の子は今にも泣きだしそうで必死にこらえているようでした。

見ると傍らではベビーカーの中であかちゃんが眠っています。

「どうぞどうぞ上がってください。」

申し訳ないのですが、うちの店は靴を脱いで上がってもらっています。

外に置いたままのベビーカーにいるあかちゃんは、その間、店のスタッフが見ていました。

何とか間に合ったようで親子は礼を言い、帰って行かれました。

私はとても清々しい気持ちで、やっとこの時が訪れた事に満足していました。

bib-babの店舗は大通りから横道に入った住宅地の中にあり、周りに簡単にトイレを借りられる店などはありません。

そこで、店を開放し、子育て中のお母さんの手助けが出来たらと思い、行政の子育て応援プロジェクトに参加することにしました。

ひょうご子育て応援の店】と、【KOBE子育て応援団】です。
どちらもお母さんやあかちゃん、子連れの方に対し、参画した各店がサービスを提供するもので、行政のホームページでお店のリストがご覧いただけます。お店には行政から目印となるステッカーが配られます。

bib-babでは、どなたにもより気軽に使っていただきやすくする為に、ステッカーに加えて独自に新聞大ほどの立て看板を作りました。授乳OK・オムツ替えOK・ミルクのお湯、お水OK・トイレOKとの分かりやすいイラスト入り看板を店先に置いてPRしたのです。

お客様はもちろん、道行く人に向けて、どなたでも困った時には駆け込んで来てくださいねと発信することにしたのです。

おかげさまで、今までスタイを買いに来られたお客様がトイレを使われたり、買い物後、授乳をされてから帰られる方、オムツ交換をしてから落ち着いてお買い物をされる方など、お客様には気軽にご利用いただいています。アピールしてあることで言いやすいのか男性のお客様もご利用くださっています。

小さな店ですので十分な設備があるわけではありませんが、お役に立てることは嬉しく、スタッフ一同、精一杯対応させていただいています。

でも店前を歩いている方が、買い物に関係なく飛び込んで来られたのは初めてでした。

これぞ私の願っていた事でした。

bib-babのお客様もそうでない方も困った時はお互い様、これからもどうぞ飛び込んでいらしてくださいませ。

bib-babはいつでも歓迎します。

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神戸タータンシリーズ

神戸タータン bib-bab オリジナルアイテム
2017年、神戸港が開港してから150年を迎えました。
開港を記念し、神戸タータン協議会より神戸を表す柄として発表されたのが、『神戸タータン』。
bib-babも同じ神戸発のブランドとして、この美しい『神戸タータン』を使用したグッズ制作に参加しています。

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